熊本東ロータリークラブ 2024~2025年度 クラブ運営方針
会長 下 川 寛
クラブスローガン:
「笑いあうために」~感謝でつなぐ 時代とこころ
原点から ともに生きる時代へ~
今年度熊本東ロータリークラブ第61代会長を拝命いたしました下川寛です。ロータリー歴は合計で20年、職業分類は不動産賃貸業です。
私は当クラブを2度退会し、3度入会しておりますが、再入会したということは、クラブの雰囲気が大好きということがあります。今年度は60周年という大切な節目であり、力不足を感じながらも、全身全霊で努力してまいります。
この再入会の間、クラブ内はいい意味で変わらないと感じます。ただ、クラブを取り巻く社会環境は大きく変遷し、なによりもRIを含め2720地区も、時代に合わせて持続可能な変革をしようと、求められる組織体として大きく変わろうとしています。この変革は当クラブにも求められているものと感じます。60周年という、人間でいえば十干十二支が一巡りして生まれ変わるという還暦にあたり、これまでの60年を努力の中に築いてくださった先輩方に感謝をしながら、いいものは残し、社会の求めに応じて変えるべきところは変え、クラブの良さをつなぎながらも、新たなクラブとして生まれ変わっていくことが求められていると感じています。
そのためには、実施事業もさることながら、クラブのみならずロータリーという組織そのものの社会認知度を向上させ、会員個々人の奉仕のリーダーとしての資質の向上が必要です。ただ、会員に関しては、特段の研修などが果たして必要なのかという疑問があります。世間には、「たかが―されど」という表現があります。いい意味で、ロータリークラブも、たかがロータリー、されどロータリーと言えると思っています。
職業を通じて奉仕をするとき、経済活動や家庭の充実なくして奉仕はできません。そういう意味では「たかが」なのですが、クラブで友情を育み、組織活動をする中でロータリアンとしての資質が不思議と自然のうちに身についている「されど」ロータリーなのです。これはRI会長の言われる意味とは違いますが、ロータリーのマジックの現れではないかと思います。
そういう、自然で緩やかな活動の結果としてもたらされるものは、私が目指そうとしている笑いあう社会です。笑いあえるということは、平和で、愛をもって相手を思いあう、そして相手を認めて許す寛容な心のある社会なのではないでしょうか。
そのための具体的な実施計画として、
1. ロータリーの基礎と原点の再確認
2. 新たな形での奉仕活動と他団体との連携
3. 奉仕活動におけるプレスリリースの発行
4. 出席率向上のための効率的対策
5. 長年の継続事業の確実な実施
6. 年度末会員数46名の確保
7. 悦ばれる60周年事業の実施
という7項目のほか、地区行事への積極的な参画に勢力してまいります。
この1年、会員皆様の下働きの感覚をもって活動してまいりますので、笑いあえる社会実現のために、お力をお貸しくださいますようお願いいたします。